初心者でも大丈夫!?ピーマンの育て方は?

3e5cc369-ba21-48cf-a0fb-68810e3505073月も半ばを過ぎ、そろそろ家庭菜園の苗植えの季節です。
今年はどんな作物を育てようかと考えている方もいるでしょう。
また、今年から何か家庭菜園で野菜を育てたいという方もいると思います。
そこで、今回は初心者でも育てやすい野菜のひとつ、ピーマンの栽培方法をご紹介しましょう。
子どもが苦手な野菜というイメージの強いピーマンですが、品種を選べば甘いものもあります。
また、ベランダや室内でも育てやすい方法もあるのです。
興味がある方はぜひこの記事を読んでみてください。

  1. ピーマンってどんな野菜?
  2. ピーマンを育てる方法
  3. ピーマンの生育がうまくいかない原因
  4. ピーマンを水耕栽培してみよう
  5. おわりに

1.ピーマンってどんな野菜?

ピーマンは、スーパーや八百屋の店先でよく見かける、ナス科の植物です。
鮮やかな緑色と独特の苦みが特徴ですが、今は「パプリカ」などの大型で甘い実の強い品種もあります。
また、ピーマンとトウガラシ、シシトウはよく似ていますがすべて同じ種類です。
ピーマンの中でも小さくてからみの強いものをトウガラシ、小さくてからみのないものがシシトウになります。
ですから、この3つは同じ育て方でも大丈夫です。
また、ピーマンは成長してもミニトマトやキュウリほど大きくなりません。
育っても、せいぜい40センチ~50センチです。
ですから、初心者でも比較的育てやすいでしょう。
また、家庭菜園が食育にもなります。
ピーマンが苦手という子どもは多いでしょう。
しかし、自分で育てたピーマンならば、愛着もわき食べてくれやすいのです。
さらに、ピーマンは意外と使い勝手がよい野菜。
特に、夏場は素揚げにしたりいため物にしたりと大活躍します。
家庭菜園を行ったときにありがちな「野菜が取れすぎて料理に困る」ということもありません。

2.ピーマンを育てる方法

この項では、ピーマンを育てる方法を順番に説明していきます。
いつどのような場所に植えればよいのでしょうか?

2-1.ピーマンの植えつけ時期とは?

ピーマンは、4月~6月まで植えつけができます。
北海道や東北などでは、5月上旬くらいから行いましょう。
逆に沖縄や九州南部などの暖かい地域では4月の上旬くらいから植えつけが可能になり、5月をすぎると気温が上がりすぎて植えつけに適さなくなります。
ピーマンはナス科の野菜で連作を嫌うので、ナスやトマトの跡地に植えつけしないように気をつけましょう。
また、ピーマンは水を大量に必要とする野菜です。
ですから、水はけのよい土地に植えましょう。
プランターや植木鉢に植える場合は、底に発泡スチロールや軽石を敷き詰めて水はけをよくしてください。

2-2.苗か、種か?

ピーマンは苗でも種でも育てられます。
買ってきたピーマンを切ると中に種がつまっていますが、それを植えても発芽するでしょう。
しかし、初心者は苗の方がお勧めです。
ピーマンの苗は弱いので、しっかりと育った苗の方が大きくなりやすいでしょう。
ピーマンの苗は園芸店やホームセンターで手に入ります。
また、ピーマンの生育に必要な鉢や土がセットになったキットなども販売されていますので、利用してみてもよいでしょう。

2-3.ピーマンを植えよう

前述したように、ピーマンは水はけのよい土を好みます。
畑で植える方は土をよく耕して、肥料を入れておきましょう。
プランターや植木鉢で育てる方も同様です。
プランターや植木鉢は底に穴がたくさん開いているものを用意しましょう。
ピーマンは水をたくさん必要とするので、水はけの悪い場所で育てていると根腐れを起こします。
ピーマンの苗を植えたら、支柱に固定しましょう。
苗同士は30センチほど開けます。プランターならば、ひとつに2~3株が適量です。

2-4.追肥と剪定(せんてい)

ピーマンは、朝晩2回水を上げましょう。ただし、土をはね上げすぎないように注意が必要です。
泥が幹や葉にかかると病気の原因になるでしょう。苗が成長して1個目の実がなったら、追肥をします。
目安は1週間に1度。液肥でも固形肥料でもかまいません。
また、わき芽が出たら、1本を残してつんでしまいましょう。
そうした方が、大きめの実がなります。

2-5.収穫

追肥さえ怠らなければ、ピーマンは9月の中旬まで実をつけ続けるでしょう。
花が咲いたら15日~20日くらいで実が食べごろになります。
取るのが遅くなると、皮が固くなるので注意しましょう。
シシトウやトウガラシは素手では取りにくいので、はさみを使うと便利です。
また、パプリカなど枝で完熟させる場合は、緑色の実がなったまま1か月は放っておいてください。
そうしなければ、赤くなりません。
なお、トウガラシは収穫時には青くても、乾燥させて取っておくと赤くなる品種もあります。
赤くしてから収穫したいという場合は、枝で完熟させてください。
その後、枝ごと切り取って干しておけば、ドライフラワーのようなインテリアにもなります。
また、ピーマンは葉っぱも食べることができるのです。
葉っぱが立派な場合は、ぜひ炒め物などにしてみてください。

3.ピーマンの生育がうまくいかない原因

ピーマンが途中で枯れてしまった、という場合は水不足か、根腐れの場合が多いです。
ピーマンは水をたくさん必要としますが、水はけが悪いと湿気で根が腐ってしまうでしょう。
だからといって水が不足すると枯れてしまいます。
ですから、水をやった後にしっかりと余分な水が排水されているか確かめてみましょう。
また、ピーマンには害虫としてアブラムシなどがつきます。
ひどい場合は葉っぱが食べられて丸裸になってしまうので、適度に消毒をしましょう。

4.ピーマンを水耕栽培してみよう

ピーマンは、水耕栽培といって肥料を溶かした水溶液で育てることができます。
必要なものがすべてセットになったキットも出ていますので、初心者は利用してみるとよいでしょう。
水耕栽培の場合は、朝晩の水やりが必要ありません。
ですから、留守がちな方でも安心です。
さらに、室内でも育てられるので病気や害虫にたかられる心配もありません。
日当たりのよい場所に置いておけば、窓越しでも日光は問題ないでしょう。
家庭菜園を行いたいけれど、土の始末が大変という方も水耕栽培がお勧めです。
水はそのまま排水口に流しても問題はありません。
また、肥料さえきちんとやっていれば、土壌栽培と変わりなく収穫ができるでしょう。
お子様の自由研究にもお勧めです。

5.おわりに

いかがでしたか?
今回はピーマンの育て方についてご紹介しました。
スーパー売っているピーマンは皆同じように見えますが、実際に育ててみるといろいろな種類があることが分かるでしょう。
また、取れたてのピーマンはおいしいものです。
お子様と一緒に育てれば、よい食育になるでしょう。
なお、シシトウを育てていると、ときおりトウガラシなみにからい個体ができます。
これは、シシトウのストレスによるもの。
快適な土壌でないほど、からみが増すそうです。
ですから、シシトウがからくなってしまったという場合は、今年は土づくりを入念に行いましょう。
なお、パプリカの場合は緑色の実がなってから、熟すまで1か月ほどかかります。
長い間ほうっておいて大丈夫かと思う方もいますが、ゆっくり色づいていますので問題ありません。
温かく見守ってあげましょう。
いろいろな品種を複数のプランターで育ててみるのも、おもしろいですよ。
さまざまなピーマンの栽培にチャレンジしてみてください。


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