水耕栽培と土耕栽培の違いは? それぞれのメリット・デメリット

今、世界的に大きな注目を集めている「水耕栽培」をご存じですか? ここでは「水耕栽培」と一般的な土耕栽培との違い、それぞれのメリットやデメリットについて詳しくご紹介したいと思います。ご家庭で新鮮な野菜を楽しみたいという方は必見です。

  1. 世界的大ブーム! 水耕栽培とは?
  2. 土耕栽培との違いは?
  3. 土耕栽培のメリット・デメリット
  4. 水耕栽培のメリット・デメリット

1.世界的大ブーム! 水耕栽培とは?

水耕栽培は、その名前の通り土を使わず「水で栽培をする方法」を指します。水耕栽培では、野菜だけでなく、果物や花など、さまざまな種類の植物を衛生的かつ、簡単に育てることが可能です。

水耕栽培は、土を使わない栽培方法なんですね。
はい。室内でも栽培でき、病気も防ぎやすくなります。

2.土耕栽培との違いは?

水耕栽培は、土耕栽培のように草刈りをする必要が無く、植物に直接栄養を与えられるなど、簡単に栽培が楽しめます。以下の項目で、水耕栽培と土耕栽培、それぞれのメリット・デメリットを詳しく見ていくことにしましょう。

土を使わなくても植物は栽培できるんですね。
はい。ヒヤシンスなどは水耕栽培が一般的です。

3.土耕栽培のメリット・デメリット

土耕栽培には、以下のようなメリット・デメリットがあります。

3-1.土耕栽培のメリット

  • 土さえあれば、設備投資にお金が掛からない
  • 昔から慣れ親しんだ方法である
  • 生産物の味がより濃厚(野菜による)

3-2.土耕栽培のデメリット

  • 虫がつきやすい、害虫駆除に手間がかかる
  • 風雨・台風など、天候による影響が大きい
  • 除草、土作りなどの労力が大きい
  • 水やりなど、毎日の管理が大変……等
土耕栽培にもメリット・デメリットがあるんですね。
はい。マンションのベランダで園芸を楽しみたい場合、土の始末も大変です。

4.水耕栽培のメリット・デメリット

水耕栽培には、以下のようなメリット・デメリットがあります。

4-1.水耕栽培のメリット

  • 小さなスペースさえあれば、室内など、どこでもカンタンに栽培できる
  • 管理がラクで、健康な野菜や果物を育てやすい
  • 自動制御ができるため、留守中でも安心!
  • 土耕栽培に比べて成長のスピードが速い(約1.5倍)
  • 殺虫剤などを使わずに済むのでカラダにも安全(稀に使う場合でも極微量)
  • 収穫量が多く、植物・野菜の質が安定している
  • ガーデニング・園芸初心者でも簡単に栽培できる!

4-2.水耕栽培のデメリット

  • 培養液、容器、栽培キットを購入する必要がある
  • 電気を使う
  • 良質な水を多く準備する必要がある……等
水耕栽培は留守がちな人でも楽しみやすいんですね。
はい。ただし、全く世話をしなくてもいいというわけではありません。

まとめ

今回は「水耕栽培と土耕栽培」について、それぞれのメリット・デメリットを比較してみました。園芸・初心者~上級者まで、広く安心して栽培できるのは「水耕栽培」に軍配が挙ります。水耕栽培の場合、初期費用が掛かるというイメージも強いのですが、土耕栽培のように、労力が掛からず、安全な野菜や花が安定して収穫できるというのは、水耕栽培の持つ大きな魅力と言えます。

また、気候の影響を受けずにすむのでトータル的には土耕栽培と同じか、より安価に栽培・収穫ができるケースも多いです。ご家族に、安全で美味しい野菜を食べさせてあげたい、お子さんと植物を育てる楽しみを見つけたい、という方にとって「水耕栽培」はオススメの方法と言えるでしょう。


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