障害者施設

簡単な作業で大きなやりがい。
自ら作って食べる喜びも。

利用イメージ

障害者施設の空きスペースを利用した植物工場の場合
障害者の職業訓練の一つとして製造し、一般に販売もしている特製サンドイッチ。このサンドイッチに使われている野菜は、施設内の植物工場で作られた無農薬野菜です。
自ら手間をかけて素材の栽培から収穫・加工・販売までをするので、近所の八百屋から仕入れた野菜を加工して販売する従来の方法よりも、大きな充実感や喜びを感じることができます
また、価格は従来のままで新たに安全・安心という価値を付随させることも可能施設の新たな収入源としての期待もできます。

植物工場と言うと高額なイメージがありますが、機能を最小限にした小型タイプであれば比較的安価で導入可能です。施設内の空きスペースを有効活用することもできます。

目的と可能性

  • 利用者の方々へ安心・安全な野菜の提供。
  • 野菜の栽培方法を教育項目の一つに。
  • 野菜の栽培をすることでやりがいや喜びを感じてもらう。
  • 職業訓練の一つとして野菜栽培を取り入れる。
  • 野菜の自給自足。

対象

障害者支援施設・デイサービスセンターなど

実例紹介(ケース1)

ありがとうファーム様(岡山県岡山市)

就労継続支援A型事業所であるありがとうファームでは、障害を持たれた方が、一般就労に向けて職業訓練を行う場所であり、その一環として水耕栽培を行なっております。

メンバー様は栽培手法・適正な種の選定・収穫までのスケジュール・pH管理・温度管理・各野菜の効能知識・ 販売計画・店頭販売まで一連の技術を習得しています。

また、ここで栽培された野菜やハーブは、同事業所内のカフェで使用される他、店頭販売なども行なっております。

ありがとうファームHP
https://www.arigatou-farm.com/


実例紹介(ケース2)

大阪府立西浦支援学校様(大阪市羽曳野市)

大阪府立西浦高等学校様では、大阪府の予算で教室を丸ごと植物工場に改装しました。教室内には8台の水耕栽培設備を導入し、葉物野菜やハーブなど数種類の品目を栽培しております。

照明は栽培用にカスタムされた白色LEDを使用しており、タイマー制御で日照時間をコントロールしております。養液は自動制御装置を導入せずに、担当の先生方により管理されているので、導入コストを抑えることが出来ました。

水耕栽培の栽培カリキュラムを組み、生徒さんは播種~育苗~苗定植~収穫までの一連の作業をクラスの中で行なっており、ここで収穫した作物は学校が主催するバザーなどで一般の方に販売しております。

大阪府立西浦支援学校HP
http://www.osaka-c.ed.jp/nishiura-s/index.html

下記、府立西浦支援学校の平成28年度 学校経営計画及び学校評価から抜粋

実例紹介(ケース3)

NPO法人こすも様(鹿児島県熊毛市)

種子島にあるNPO法人こすも様(A型就労支援事業所)では丸紅基金の助成を受け、同社が運営するレストラン『風の街』に水耕栽培システムを導入しました。これまでは台風や強風などの影響を受け、作物の生産が不安定になりがちでしたが、天候に左右されずに収穫が行なわれる様になったと皆様喜ばれているようです。

現在は、レストランで提供する食事に採れたての安心・安全野菜を使用しておりますが、今後は店頭や外部の事業者に野菜の販売をしていきたいとのことです。種子島は離島であることから、野菜の仕入に苦労する事もしばしばありますが、自社栽培をすることで、そららの問題解決につながっています。また、『店産店消』というキャッチフレーズがレストランのウリにもなっているようです。

NPO法人こすも『風の街』HP
https://www.npocosmo.net/

丸紅基金とは?
http://www.marubeni.or.jp/data/outline/tabid/60/Default.aspx

実例紹介(ケース4)

社会福祉法人キャンバスの会様(宮崎県都城市)

障害者(児)に対して、地域社会での自立を実現するための支援を行い、社会福祉に寄与することを目的としている社会福祉法人キャンバスの会様では、施設内の空きスペースを利用して水耕栽培システムを導入し、小型の植物工場を運営しております。キャンバスの会はA型・B型の就労支援事業を行なっており、植物工場で生産された野菜は、同社が運営するお弁当宅配事業で使用されており、無農薬の安心・安全な野菜をお弁当に使用することで、商品に付加価値が加えられると喜ばれております。

同社では、天候不順などで野菜の価格が乱高下する事に悩まれておりましたが、一年を通して安定的に野菜の生産が可能な植物工場が一役買っているみたいです。また、施設のメンバーが種蒔きから収穫までを行うことで、自立のための職業訓練にもなっているようです。

社会福祉法人キャンバスの会HP
http://canbasnokai.jp/