水耕栽培に必要な設備を解説! 購入に必要な費用はどのくらい?

「水耕栽培に興味があるので、設備にどのくらい費用がかかるか知りたい」と思っている人はいませんか? 水耕栽培は、規模によって設備や栽培にかかる費用が異なります。

今回は、水耕栽培に必要な設備や設備設置にかかる費用を紹介しましょう。

  1. 水耕栽培の原理と必要な設備
  2. 個人で水耕栽培を楽しみたいならばキットがおすすめ
  3. 大規模水耕栽培を行うために必要な設備
  4. 水耕栽培の設備を購入する業者の選び方
  5. 水耕栽培に関するよくある質問

この記事を読めば、水耕栽培のメリットや設備が購入できる業者の選び方も分かります。水耕栽培に興味がある人や設備をそろえて本格的に水耕栽培を始めたい人は、ぜひ読んでみてくださいね。

1.水耕栽培の原理と必要な設備

はじめに、水耕栽培の方法や水耕栽培に必要な設備を紹介します。

1-1.水耕栽培は土壌の代わりに水溶液で植物を育てる

水耕栽培は、土を使わず肥料を溶かした水溶液で植物を育てる方法です。現在は、レタスやリーフ類などの葉物野菜、ミツバ・カイワレなどを水耕栽培されています。また、ヒヤシンスやクロッカスは水耕栽培が一般的です。土壌を使わないので、土壌内の細菌やウィルスに感染して病気になるリスクや、害虫による被害を軽減することができます。また、室内でも植物栽培が行えるので、気候に左右されずに安定した収穫が望めるのもメリットです。

1-2.水耕栽培の方法

水耕栽培の基本的な方法は、肥料を溶かした水溶液に植物の根をつけて栽培します。必要な設備は以下のようなものです。

  • 水溶液を満たす容器
  • 水溶液を循環させる装置
  • 植物を固定する台
  • 液肥
  • LEDライト(室内で育てる場合)
  • 水耕栽培を行うハウスなどの建物(大規模に行う場合)

なお、鉢植え感覚で水耕栽培を行う場合は、水溶液を入れる容器と液肥・植物を固定するものがあれば始められます。

1-3.大規模に水耕栽培を行うには専用の施設が必要

大規模に水耕栽培を行うには、専用の建物や水を循環させる設備が必要です。土壌栽培に使っていた田んぼや畑を利用したり、水源を井戸水にしたりすれば、初期投資は安く済むでしょう。既存の設備を利用できるかどうか業者と相談してください。

2.個人で水耕栽培を楽しみたいならばキットがおすすめ

個人で水耕栽培を始めたい場合、水耕栽培どっとネットで販売されているキットの使用がおすすめです。1万円台で、水耕栽培に必要な道具がすべてそろいます。見た目もオシャレなのでインテリアとしても使えるでしょう。なお、水耕栽培どっとネットで販売されているキットは、別途種子と液肥の購入が必要になります。自家製の道具で水耕栽培をやってみたがうまくいかなかったという人にもおすすめです。

3.大規模水耕栽培を行うために必要な設備

この項では、農業として水耕栽培を行う際に必要な設備や、必要な設備を作るのにかかるおおよその金額を紹介します。

3-1.農業として水耕栽培を行うなら専用の施設が必要

前述したように、大規模な水耕栽培を行いたい場合、専用の建物や水を循環させる設備・水溶液を流す容器などが必要です。屋外で水耕栽培を行う方法もありますが、天候に左右されたり虫害や病気が発生したりしてメリットがありません。また、水耕栽培を行っている間は、水道代・照明や電動ポンプを動かす電気代などがかかります。

3-2.かかる費用は数千万円

水耕栽培を始める場合、建物を造る費用や水耕栽培に必要な道具類を一式そろえるだけで、数千万円かかるのが相場です。1㎡あたり、1万5,000~1万8,000円程度と考えておきましょう。既存のハウスを利用したり、井戸水を使ったりすると経費節減につながります。

3-3.作りたい作物に合わせて設備を選ぶ

水耕栽培にもいろいろな方法があります。たとえば、水溶液を常にタンクに大量にためておき、そこで植物を育てる湛液方式、地下に水溶液のタンクを作り、配管を通して容器内に水溶液を供給するハイポニカ方式などが代表的です。水耕栽培の方法によって必要な設備や設置にかかる費用、さらに育てやすい植物が異なります。そのため、業者とよく相談して設備を造ることが大切です。

4.水耕栽培の設備を購入する業者の選び方

水耕栽培の設備を購入できる業者はたくさんありますが、以下のようなポイントをチェックして選ぶのがおすすめです。

  • 水耕栽培用のアイテムが豊富
  • 業務用の水耕栽培設備を設置した経験が豊富
  • 水耕栽培について相談に乗ってくれる
  • アフターフォローが手厚い

業務用の水耕栽培設備を設置したら、費用を回収し利益を出すために、長期的に水耕栽培を行う必要があります。アフターフォローがしっかりした会社ならば、購入した器具の調子が悪くなった場合などにも気軽に相談ができるでしょう。

5.水耕栽培に関するよくある質問

この項では、水耕栽培に関する質問を紹介します。

Q.水耕栽培キットを使えば栽培地を自作するより、成功しやすいでしょうか?
A.はい。根が完全に水没したり、水にカビが生えたりするような失敗を防ぐことができます。また、見た目もオシャレなのでインテリアとしても利用可能です。

Q.業務用水耕栽培では、どのようなものが作られているでしょうか?
A.葉物野菜のほか、イチゴなどの果物、トマトやキュウリなどが作られています。

Q.既存のハウスを使って水耕栽培の設備作る場合、補強などは必要ですか?
A.ハウスの状態にもよるので、業者と相談しましょう。育てる植物によってはハウス内の環境が育成に向かないこともあります。

Q.水耕栽培は使われなくなったビルなどを利用して行えませんか?
A.水源を確保し、水を容器へ循環させる設備を設置できるならば可能性があります。

Q.水耕栽培キットは繰り返し使えるでしょうか?
A.はい。何度も使えます。使い捨てをのものを手作りするより経済的です。

まとめ

今回は、水耕栽培の設備の種類や購入する業者の選び方などを紹介しました。業務用水耕栽培を実施する場合、設備投資だけで数千万は必要です。今は低価格をうたった設備も出きていますが、植物によって最適な栽培方法は異なります。設置の相談ができる業者を選び、よく相談することが大切です。


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