どうしたら防げる?! 水耕栽培のカビ対策について

家庭菜園や園芸を行うなかで、多くの方が抱える事柄の中に「カビの問題」が存在します。特に、水耕栽培のような水を多く使う栽培法は「いかにしてカビを生やさないか」が大きな課題となります。

そこで、今回は「水耕栽培のカビ対策」についてご紹介したいと思います。

  1. どうしてカビが生えるの?
  2. 水耕栽培のカビを防ぐ適切な方法は?

1.どうしてカビが生えるの?

水耕栽培は、土を使う栽培よりも衛生的かつ簡単に実践できるとあって、幅広い人気を集めています。しかし、水を多く使う分「カビが生えないよう」気をつけなければいけません。

1-1.水のやり過ぎはカビの元!

カビを生えないようにするには、水をやり過ぎないことが大切です。また、植物のある場所は換気をしっかり行い、定期的に容器やハイドロボールをしっかり洗ってください。清潔な状態を保つことで、カビの生えない、安全で衛生的な栽培が行えます。

水をやりすぎるとカビが生えてしまうんですね。
はい。特に肥料を溶かした水溶液は栄養豊富なのでカビが生えやすく、注意が必要です。

2.水耕栽培のカビを防ぐ適切な方法は?

水耕栽培の場合でも、しっかり太陽の光を当てることが大切です。太陽の光を当てることで、カビの生えない状態を作り出せるからです。屋内で栽培する場合は、水耕栽培専用の「栽培用ランプ」を使いましょう。

2-1.栽培用ランプでカビを防ぐ

栽培用ランプは、日当たりの悪い場所でも太陽の代わりにしっかり機能してくれます。また、光をたっぷり浴びることで、衛生的な状態を保つ働きがあるのです。幸いなことに、栽培用ランプの電気代は省エネにも対応しているので、電気代も安心です。

2-2.換気を良くして快適な環境をつくる

室内の水耕栽培は、換気をしっかりすることが大切です。室内中にある塵やホコリ、細菌の元をしっかり換気し、衛生的な状態をキープしましょう。ホコリや細菌をブロックすることで、カビの生えない元気な植物が育ちます。

2-3.水耕栽培システムを取り入れ・安全な栽培を行う

プラスチック容器にスポンジを置くなど、自己流で水耕栽培を行う方も多いです。ただ、自作で栽培を場合は容器を何度も洗浄するなど、カビの生えない環境を作るのに一苦労されることでしょう。

そこで初心者〜中級者の方にぜひおすすめしたいのが、市販の「水耕栽培システム」です。水耕栽培システムは、自動で肥料や水を循環させてくれるため、毎日の管理を安全に保ち、難しい衛生管理も自動で継続してくれます。

市販の栽培キットを使うのも1つの方法なんですね。
はい。自作の栽培装置よりもカビが生えにくいでしょう。

まとめ・水耕栽培のカビ対策

水耕栽培のカビを防ぐには、さまざまな方法がありましたね。自動管理に優れた「水耕栽培システム」や、先程ご紹介した「栽培用ランプ」などを上手に配置し、カビの生えない「快適な水耕栽培」を行ってください!


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